体組成計を活用しよう!~BMI、体脂肪率、体年齢など…~
こんにちは!
ダイエット/シェイプアップ/ボディメイク・・・今よりもう少しでも良いカラダへ作り変えたいと考えている多くの方にとって、「今、自分の身体はどうなっているのか」を知ることはとても重要なこと。これに対してカギとなるアイテムが「体組成計」です(^^)/
本記事では、体組成計との付き合い方と、そこから得られる数値の意味などについて書いてみようと思います。
※使用した機器は、TUNESに設置しているタニタ製体組成計BC-314でございます。ジム内の共用機器を利用することを想定しています。
目次
- ○ TUNES店内にある体組成計で、体組成を測ってみよう。
- ・体組成計を使うタイミングは?
- ・そのほか、体組成計での測定で気を付けることあれこれ
- ○ 体組成計が教えてくれる各数値について
- ・BMI~いろんな身長の人々の「体格」を比べる~
- ・体脂肪率・推定骨量・筋肉量
- ・内臓脂肪レベル
- ・基礎代謝・体年齢
- ○ まとめ
TUNES店内にある体組成計で、体組成を測ってみよう。
TUNES八日市店、能登川店とも、入口ちかくの更衣室の中に体組成計を置いています。
(写真は八日市店のものです)
お着換えかねがね計測していただこうという事です(*^^*)
測定方法は設置している場所のそばの壁面に掲示しておりますが、以下の通りです。
①電源オフの状態で「呼出」ボタンを何度か押し、「0」が表示されたら「設定」ボタンを押す
(ジム内で共有して使用しますので、データを保持しないゲストとして登録することになります)
②年齢を設定します。▲▼で変更して「設定」ボタンを押します。
③性別を設定します。▲▼で変更して「設定」ボタンを押します。
(非常に筋肉量の多い方向けの「アスリートモード」はここで設定します。「男」「女」の横に走る人のマークがあるものがそれぞれにおけるアスリートモードです。ほとんどの方はこのマークがないほうの「男」または「女」を選択しましょう('ω')ノ)
④最後に身長を設定します。▲▼で変更して「設定」ボタンを押します。
⑤登録内容表示後、「0.00kg」と表示されたら、裸足で乗ります。
まず体重が測定され、続いて足底から微弱な電流を流し、抵抗値を測定することで体脂肪率などを導き出します。
脂肪組織がほとんど電気を通さない性質を利用した方法(生体インピーダンス法)で、タニタに限らず、市販されているほぼ全ての体組成計はこの手法で測定しています。
ちなみに、通電しているとはいえ、測定中、足には何も感じません。数秒ほどで測定終了ですので、じっとしときましょう(*^^*)
お着替えかねがね・・・ということで、体組成はトレーニングする「前」に計測することがポイントです。
その他、体組成を正しく知るために抑えておく方がよいポイントがいくつかありますので、紹介します('ω')ノ
体組成計を使うタイミングは?
1.なるべく毎回、同じくらいの時間帯に測りましょう。
これは、見方を変えると「ジムを使う時間帯を揃える」ことになりますので、いきなり難しい条件かもしれません(;'∀')
継続してジムを利用するなかで、「このタイミングで来た場合だけ体組成を測ろう」と決めておくのが落としどころかと思います。
これは、朝起きてから夜眠るまでのなかで体組成が変化しているためです。
2.食後・運動後・入浴後の計測は避けましょう。
飲食・運動・入浴はいずれも、体温や血流量などをアップさせます。影響が残るそれぞれの約2時間は計測を避けます。
ジムに来られた時に計測する場合も、トレーニングの「前」ですよ~。
3.脱水時や冷えで足がむくんでいる時の計測は避けましょう。
体内の水分量の状況なども、流す電流が微弱なぶん、抵抗値への影響は避けられません。
朝起きた直後については体内の水分の分布が一様になっているのでお勧めだとする意見もありますが、眠っている間にある程度の水分が失われていることが多いため、特に二日酔いだった場合などは避けるほか、タニタのウェブサイトにおいては起床後2時間も計測を避けるべきだとしています。
そのほか、体組成計での測定で気を付けることあれこれ
ともかく「微弱な電流」を用いる機器である体組成計で正しいデータを得ようと思うと、結構細かいことを書かないといけないもんだと、記事を書いていくうちに理解できました(笑)
体組成計を使う際のポイントとしてはほかにも次のようなものがあります。
1.トイレは事前に済ませておきましょう。
2.両足の裏と、足を乗せる銀色の部分は測定前にアルコールで拭いておきましょう。
→感染症拡大防止の観点もありますが、ほこりなどがあると電気抵抗値が上がり、体脂肪率は高めに出ます!
3.左右それぞれ、前足底と踵を銀色の部分にきちっと乗せるようにしましょう。
→私にはやや小さな機器ですので、ここは毎回、慎重になります(^-^;
以上を踏まえて、まずは体組成を測ってみましょうね(^^)/
体組成計が教えてくれる各数値について
今週月曜日の私の体組成データを載せております。
※「この体組成って誰の?」と気になった方は、TUNES最寄りのスタッフに聞いてみてね(^^)/
測定すると、次の8項目が順に表示されます。
1.体重
2.BMI
3.体脂肪率
4.筋肉量
5.推定骨量
6.内臓脂肪レベル
7.基礎代謝
8.体年齢
体組成計による測定から得られる項目は多岐に渡ります。
おうちで使う場合はBluetooth接続でスマホアプリへ転送できる機器ならそれが便利ですね(^^)/
ジム内の共有物を使うような場合、アプリを開いてスマホから手入力すると良いです。私もその方法で記録しています(*^^*)
それでは、この8つの項目を「BMI」、「体脂肪率・推定骨量・筋肉量」、「内臓脂肪レベル」、「基礎代謝・体年齢」に分けて簡単に解説していこうと思います。
ダイエット/シェイプアップの基本は「記録の継続」から!|TUNESブログ(2020年7月10日)
BMI~いろんな身長の人々の「体格」を比べる~
BMIは、以下の計算式で求められる、体格を表す指標です。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
この式を図に示してみました。
BMIを知ることにより、様々な身長の人の「その身長に対する体重」を評価することができます。
私はランニングが趣味ですので、様々なトップランナーのBMIや、あるタイムより速い市民ランナーのBMIがまとめられているものを参照したりします。
ランナーの身長も様々、したがって体重も様々ですが、BMIという指標があることによって、自分の身長であればどのくらいの体重を目指そうかと、的を得た目標設定ができるわけです。
体脂肪率・推定骨量・筋肉量
体組成計に乗る人が最も関心を持つ項目といえば「体脂肪率」なのではと思います(*^^*)
体組成計は、体脂肪が電気をほとんど通さないという性質を利用して、体内に電気を流した時の抵抗値を測定し、それをもとに体脂肪率を算出しています。
「抵抗値」→「体脂肪率」を出してくるまでの筋道はメーカーごとに異なりますので、継続的に測定して推移を把握するためには、常に同じメーカーのものを使うことをお勧めします(^^)/
ある体脂肪率が測定された時、それは多いのか少ないのかについては性別・年齢によって評価が異なってきます。タニタにおける評価表を載せてますので、参考にすると良いかと思います。
推定骨量は骨の重さ、筋肉量は体脂肪率と推定骨量から算出されるものを表示しています。
体重(kg)×体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)で、体重(kg)-体脂肪量(kg)-推定骨量(kg)=筋肉量(kg)ということです('ω')ノ
内臓脂肪レベル
脂肪は、存在する場所によって「皮下脂肪」と「内臓脂肪」に分けられます。
図の通り、内臓脂肪は筋肉より内側にあるため、かなりの高レベルにならないと見た目で明らかにわかるほどにならない特徴がありますが、放置すると内臓疾患の原因にもなりますので、体組成計で測定することにより現状把握する必要が出てきます。
おなかの断面図における内臓脂肪の面積を「レベル」として表していますので、kgや%といった単位はありません。数値は0.5刻みで、
1~9.5・・・標準
10~14.5・・・やや過剰
15~30・・・過剰
という評価をします。
基礎代謝・体年齢
体組成計は、基礎代謝量(kcal)も測定できます。
基礎代謝÷体重による、1kgあたりの基礎代謝量は年代別の標準値が示されており、体年齢の判定は主にこれが使われています。
基礎代謝として測定される数値も、メーカーによってばらつきがあります。体脂肪率の頁でも書いた通りで、使う機器は毎回同じものにすることをおすすめします。
まとめ
体組成計からわかることは多岐に渡り、身体の中の構成について把握し、これからどうしていくべきか、目標を立てるのに多いに役立つと言えます。
しかしながら、時間帯や身体の状態によって数値がブレやすいので、毎回なるべく同じ条件で正しく計測することを定期的に行ない、1週間ごとくらいの傾向をとらえるようにするのが良い付き合い方かと思います(^^)/
加えて重要なのは「別のメーカーの機器を併用しない」こと。
体脂肪率や基礎代謝を導出するしくみがメーカーごとに異なるため、併用すると混乱を生じることになります…。
どのしくみを「正解」とするのかを検証するすべはないのですが、私としてはやはりタニタ製の機器をおすすめします。
タニタは世界で初めて「体組成計」を作ったメーカーであり、現在も断トツの世界シェアを誇っています。よって、BMIや体脂肪率などについて統計的にまとめられている資料もタニタ製体組成計の使用を前提としていることが多いためです(*^^*)
ジム通いを習慣化し、運動習慣を継続させることができれば、体組成計による測定も自動的に長続きすることになります!
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